CX-5  おすすめグレードとは?ガソリンか?ディーゼルか?(2)

マツダ

ガソリン車
20S(FF) 249万4800円
20S PROACTIVE(FF) 268万9200円
25S(4WD)  272万1600円
25S PROACTIVE(4WD)  291万6000円
25S L Package(FF/4WD)  298万6200円/321万3000円

ディーゼルターボ車
XD(FF/4WD)  280万8000円/303万4800円
XD PROACTIVE(FF/4WD)  300万2400円/322万9200円
XD L Package(FF/4WD)  329万9400円/352万6200円

CX-5  おすすめグレードとは?ガソリンか?ディーゼルか?(1)で紹介した通り、ガソリンモデルのおすすめを紹介しました。ディーゼルモデルはおススメグレードについて見ていきたいと思います。

ディーゼルエンジンのスペックについて

2.2Lディーゼルエンジンは最高出力190PS、最大トルク450N・mあります。馬力こそ190PSで一般的に高性能といわれる乗用車並みですが、トルクが450N・mもあります。トルクとは?

トルクいうとトヨタセルシオに搭載されていた4.3L 3UZ-FE型エンジンの441N・mと並ぶほどです(トルクが同じだからといって速さも同じということではありませんが…トルクと馬力の関係については エンジンのスペックについて知りたい! 馬力とは?トルクとは? に書いています)。

ディーゼルエンジン車とガソリン車の比較

トルクの厚い車は少ないアクセル開度でスムースに加速をすることができます。特に高速では楽に走行することができます。あまりエンジン回転を上げなくても速度を上げることができるので、静粛性の向上にもつながります。

 

ディーゼルエンジンとの差額を見てみましょう。

まず、2.0Lガソリン車とディーゼルエンジン車の差額から。20S PROACTIVEとXD PROACTIVEとの差額を見てみると、31万3200円です。

そして、2.5Lとディーゼルエンジン車との差額は、25S L PackageとXD L Packageを比べると、同額の31万3200円です。ただしこれはCX-5  おすすめグレードとは?ガソリンか?ディーゼルか?(1)で見た通り、25S LPackageは割安グレードになりますね。

 

そうすると20S PROACTIVEとXD PROACTIVとの税金の差額が約10万円です。(ディーゼルエンジン車のほうが自動車取得税、重量税が免税となっております。ガソリン車も経過措置として本則税率が適用されるため若干の減税があるそうです。)

そうすると、正味の差額が約21万円です。

 

WLTCモードでの燃費がガソリン車が14.6㎞/L、ディーゼル車が17.4㎞/L。ガソリン価格がレギュラー147円、軽油が125円とすると、

1㎞を走るためのコストがガソリン車だと

147円÷14.6㎞/L=10.0円/㎞

 

 

ディーゼル車が

125円÷17.4㎞/L=7.18円/㎞

 

 

なので、新車で購入したとすると

元を取るためには、約20万㎞走る必要がある。現実的に燃料費で元を取ることは不可能だと考えてよいだろう。

CX-5に2.5Lガソリンターボ車追加?マイナーチェンジの内容とは?

来年2019年モデルに2.5Lガソリンターボ車が追加されると噂されている。

 

もともとCX-8が発表される際、2.5Lガソリンターボエンジンが追加されるといわれていたが、現行の2.2Lディーゼルターボエンジンが載せられたという経緯がある。なぜ2.5Lガソリンターボ説が浮上したかというと、海外で販売されているCX-9が2.5Lガソリンターボを積んでいるからである。

2.5Lガソリンターボのスペックとは?

CX-9

スペック

SKYACTIVE-G 2.5 T Dynamic Pressure Turbo DOHC 16-valve 4-cylinder with VVT

約230PS(227 hp) @5000rpm

トルク 420N・m(310lb-ft)@2000rpm

排気量(cc) 2488

 

といった感じです。仮にこのエンジンがcx-5に搭載されることになれば、現行2.5Lを凌ぐパワーとディーゼルエンジンを上回る静粛性が手に入ることになります。ハイスペックモデルを求める方にとっては朗報です。

問題は価格ですが、ガソリンターボのFFが332万6400円~、4WDが355万3200円~になると考えられています。

MT車の追加も?

今回のマイナーチェンジに伴い、ディーゼルエンジン車にMT車の追加のうわさもあります。

マツダコネクトも変更される?

2018年5月に行われたアテンザのマイナーチェンジでは、マツダコネクトのサイズが7インチから8インチへ変更となりました。マツダのマイナーチェンジの傾向からすると、今回のCX-5も同様に7インチから8インチに変更される可能性が高いでしょう。

アテンザのインパネ。1インチのサイズアップは視認性アップにつながる

 

また内装のリファインも現行アテンザに近づくような変更がされる可能性が高いでしょう。

まとめ

CX-5の購入を考えている方はマイナーチェンジを待ったほうが良いかもしれませんね。

特にディーゼルエンジン車の購入を考えている予算に余裕のある方は、ガソリンターボ車も射程内に入ると思うので、ガソリンターボ車と比較してみてもよいかもしれません。

逆に現行のガソリン車で十分だという方は、今がねらい目です。(マツダコネクトの7インチ画面さえ気にならなければ)在庫車で大幅な値引きが期待できるかもしれません。