マツダ 安全性能(i-ACTIVSENSE) 装備一覧 車種ごとの機能の違いについても紹介

マツダ

マツダの安全装備一覧について、車種ごとの機能の違いについてまとめました。

MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)(ロードスターを除く)

マツダのレーダークルーズコントロールは非常に優秀で、MTを除き全車0㎞/hまで対応しています。

マツダ2とCX-3については、0㎞/h停止まで行うものの、停止してからはドライバーがブレーキを踏み続ける必要があります。ここら辺は、電動パーキングブレーキと連動しているので、仕方ないといえます。

CTS(クルージングトラフィックシステム) が備わる車両では、渋滞走行時のハンドル支援まで行ってくれます。

装備内容一覧

マツダ2停止保持機能なし
CX-31、マツダ6、CX-5、CX-8停止保持機能あり
マツダ3、CX-30、MX-30、CX-60停止保持機能あり
渋滞走行時のハンドル支援あり

1CX-3においては、全車電動パーキングブレーキが装備されているものの、ガソリン車のFFには停止保持機能は装備されない。ガソリン車では4WDであれば、XD(ディーゼル)は、FF、4WD ともに装備される

なお、マツダを代表するスポーツカーであるロードスターには、通常のクルーズコントロールが備わります。

アドバンストSBS(スマート・ブレーキ・サポート)

衝突回避を行ってくれるアドバンストSBSは、ロードスターも含めて全車に装備されます。

アドバンストSBS 解説動画

装備内容一覧

全車夜間歩行者検知機能
対車両:4~80km/h走行時
対歩行者:10~80km/h走行時
マツダ2、マツダ6、CX-5、CX-8、アドバンストSCBS
マツダ3、CX-30自転車検知機能付(約10~80km/h)
MX-30、CX-60自転車検知機能付(約10~80km/h)
右直事故回避アシスト
CX-60スマートブレーキサポート[前進時右左折接近物検知機能]

右直事故回避アシスト

右折時、対向車及び横断中の歩行者・自転車への衝突回避をアシストしてくれる装備です。

これもMX-30から導入が始まりました。

車線逸脱防止 LAS(レーンキープアシスト)

車線を逸脱しそうになると「逸脱回避支援」機能と早めのアシストを行う「ライントレース」機能のいずれかが選択できます。

「逸脱回避支援」は、逸脱しそうになったらアシストしてくれるのに対し、「ライントレース」は車線の真ん中を走りやすいように常にアシストしてくれる機能になります。

ステアリング操作アシスト

装備内容一覧

全車(ロードスターを除く)LAS(60km/h以上で作動)
マツダ3、CX-30CTS(クルージング&トラフィック・サポート)
2019年モデルは、0km/h~55㎞/hまでハンドル支援
2020年以降のモデルは、0km/h~高速域まで)
CX-5CTS(クルージング&トラフィック・サポート)
2022年の年次改良により備わる。0㎞/h~高速域まで
MX-30、CX-60CTS(クルージング&トラフィック・サポート)
0km/h~高速域まで
緊急時車線維持支援[側方危険回避アシスト機能/ロードキープアシスト機能](ELK)

ロードスターでは、LASの設定はなく、LDWS(車線逸脱警報システム)が備わります。車線を逸脱しそうになると警報を発してくれる装備です。

車線逸脱警報システム(LDWS)
LDWS作動イメージ図

CTS(クルージング&トラフィック・サポート)

マツダ3から採用された、CTS(クルージング&トラフィック・サポート)。なにやらすごい装備に聞こえますが、簡単に言うと、渋滞時に使えるレーダークルーズコントロールといったところでしょうか?

追従機能に加え、低速走行時のハンドル支援も加わります。

緊急時車線維持支援[側方危険回避アシスト機能/ロードキープアシスト機能](ELK)とは

LASに加えて、2つの機能が備わります。

1つ目が車線が引かれていない道路を走行時に路外に出たときに、元の車線に戻るように支援してくれるものです。

車線がない場面では、砂利、芝生、縁石、ガードレール、側壁などを検知することで、道路外であることを認識できるようになっています。

2つ目が、車線内を走っていて、車線変更又は車線逸脱の際に、隣接車線の車両と衝突する可能性があるときに、元の車線に戻るよう支援してくれる機能です。

緊急時車線維持支援
側方危険回避アシスト機能/ロードキープアシスト機能 作動イメージ