新型トヨタクラウン パワートレーン紹介 

トヨタ

新型クラウンパワートレーン

2.0Lガソリンターボ

2.5Lハイブリッド

3.5Lハイブリッド

の3種類用意されています。

 

今回はクラウンロイヤルサルーン、クラウンアスリート、クラウンマジェスタといった区分がされず、「クラウン」となりました。

グレード毎に棲み分けがなされている状態です。具体的には

 

ロイヤルサルーン→S、G

アスリート→RS

マジェスタ→G‐Executive? or  3.5Lハイブリッド車?

 

という感じです。

 

新型の目玉は、3.5Lハイブリッドが用意された点ですね。これは、3.5Lハイブリッドは先代でもクラウンマジェスタが搭載していましたが、今回のモデルはよりパワフルなものとなっており、基本的にはレクサスのLSのハイブリッドと同じパワートレーンが搭載されています。

なので今回はクラウンが、上位モデルのクラウンマジェスタを取り込む形で、上級志向で開発されたといえます。

 

標準車

460万6200円(B)~632万3400円(2.5G‐Executive)

2.0L ガソリンターボ

2.5L ハイブリッド

標準車

ロイヤルサルーン

標準車とはいえ、内外装のクオリティは相当高く、満足できるものでしょう。やはり、上位のクラウンマジェスタを吸収した分、全体的に価格は上昇しています。

 

 

 

RS

500万400円(2.0 RS-B)~690万6600円(3.5RS Advance)

2.0ガソリンターボ

2.5L ハイブリッド

3.5L ハイブリッド

RS

アスリート

RSグレードは、3種すべてのパワートレーンから選べます。トヨタが走りのグレードを前面に出していることがわかりますね。

RS専用装備

NAVI・AI-AVS

NAVI・AI-AVS

 

コーナーが連連続しても、優れた旋回性能を確保。

状況に応じた減衰力を制御するサスペンションシステム「AVS」と、ナビゲーションシステムを融合。ナビゲーションコンピューターより受信した車両前方のコーナー情報をもとに、あらかじめショックアブソーバーの減衰力を最適に制御し、コーナリング時の安定感をもたらします。

コーナープレビュー制御イメージ

①コーナー情報を確認

②コーナーに入る直前で減衰力を適正化

③優れたコーナリング性能を確保

④コーナー終了と同時に制御も終了

減衰力とは、バネの伸縮の程度のことをいいます。段差を乗り越えたり、路面状況の悪い所では、ばねは柔らかい方が良いですね。衝撃を吸収してくれますから。しかし、その足回りでは高速道路など速度域の高いところでは、安定性に欠けます。そこで、速度や道路の形状に応じて減衰力を調整してくれるのが「AVS}です。

RSに装備されているNAVI・AI-AVSでは、カーナビから取得した道路形状や速度域の応じて、先回りして減衰力を調整してくれるというものです。

専用デザインホイール

18インチの専用デザインのホイールを着用します。

専用エクステリア

専用グリル

リアスポイラー

メッキ架装

 

3.5Lハイブリッド

623万7000円(3.5S)~718万7400円(3.5 G‐Executive)

690万6600円(3.5RS Advance)

3.5Lハイブリッド

マジェスタ

 

こうして価格を見てみると、標準車であろうとRSであろうと、かなり高価であることがわかります。

従来日本車では、高額モデルは、エアロを履かず、乗り心地重視の扁平率の高いタイヤを履き、ベージュの内装にテカテカの木目内装で、スポーツモデルは、少し価格を抑え、エアロを履き扁平率の低いタイヤ、ブラック内装でアルミパネルというイメージでしたが、ここでトヨタが高級車のイメージを変えてきたように思います。

インテリア

カーナビ画面がインパネの奥まった位置にあり、走行中、焦点距離を合わせやすくなっています。

内装色も豊富になりました。

新型になり、コストダウンが酷い、とかネットでいわれていますが、私が実写を見る限りでは、豪華になったと感じました。かつてトヨタが見えるところだけ豪華っぽく見せて、細かいところは手を抜くといわれていた時代とは異なり、細かい部分のつくりが丁寧になっていました。確かに写真で見ると、質素だね(笑)

 

3.5L ハイブリッドシステム

 

V6エンジンと2基のモーターを組み合わせています。V6エンジンは、筒内直噴とポート噴射の2つを備えています。トランスミッションはマルチステージハイブリッド、いわゆるCVTですが、10段変速機のように変速制御がなされる機械化されたトランスミッションです。トヨタ車(レクサス除く)では、初採用だそうです。