トヨタ サブスクリプション KINTO ONE はお得なのか ~残価設定型ローンと比較してみた~

トヨタ

トヨタのサブスクリプションですが、先日一足早くレクサス乗り放題の「KINTO SELECT」について紹介しました。

レクサス乗り放題プランはどちらかというと、富裕層向けの料金体系であるとお伝えしましたが、今回紹介する「KINTO ONE」は、利用料金も5万円~と一般向けだといえます。

サブスクリプションとリースの違いについてはトヨタが参入?サブスクリプションとは?で書いています。

車種は?

選べる車種は、レクサスの4車種を合わせて27車種です。(2020年1月現在)

料金に含まれるもの

利用料金とはいったいどこまでが含まれているのでしょうか?

車両本体の利用料金について、税金、自動車保険(自賠責保険・任意保険)、メンテナンス(法定点検、定期点検、故障修理、代車、ロードサービス、油脂類の交換及び補充、所定の消耗品の交換など)ほぼすべてが含まれています。

タイヤの交換代以外のすべてが賄われているといってよいでしょう。

タイヤ交換といっても契約期間が3年なので、普通に走る分には交換の必要はないといえるでしょう。

特に任意保険(車両保険代)まで含まれているのはありがたいです。

過走行による追加料金は?

月間走行距離制限は1,500km、

3年間で54,000kmまでの走行での契約となっています。

これを超えた場合は、別途生産が精算が必要となりますが、金額としては1㎞あたり10円で済みます。

実際の支払い額は?

実際、トヨタプリウスだと、Sグレード、FF仕様で

スタンダードパッケージ車  49,788円

  • ETC2.0ユニット(ビルトイン)ボイスタイプ
  • フロアマット(デラックスタイプ)

プレミアム パッケージ  53,460円

  • T-Connectナビ(ステアリングスイッチ付)
  • ETC2.0ユニット(ビルトイン)ボイスタイプ
  • ナビレディセット(バックカメラ&ステアリングスイッチ)
  • フロアマット(デラックスタイプ)

ちなみに新車購入するといくらくらいかかるのかというと、

スタンダードパッケージ車だと、諸費用込みで275万4947円(本体価格は261万4680円)

プレミアムパッケージ車だと、諸費用込みで294万2887円(本体のみだと280万2,600円)となります。

ローンで買う場合と比較

僕が思うに、仕組みとしては、3年後の価値を差し引い残りの部分だけを支払うという、残価設定型ローンと似た仕組みではないでしょうか。そこで残価設定との違いが問題となります。

残価設定型ローンと比べてどちらがお得なのか?

ちなみに新車で買ってローンを組んで買う場合と比較してみました。

見積もりは「プレミアム パッケージ  53,460円」のコースと同様、新車で購入したときの価格を通常割賦と残価設定型ローンで月々の支払金額を計算しております。

*トヨタHPにも記述の通り、残価設定型ローンは販売会社(ディーラー)ごとに異なるようです。本サイトはネッツトヨタ大阪で購入した場合の支払い金額でです。

プレミアム パッケージ装備内容

  • T-Connectナビ(ステアリングスイッチ付)
  • ETC2.0ユニット(ビルトイン)ボイスタイプ
  • ナビレディセット(バックカメラ&ステアリングスイッチ)
  • フロアマット(デラックスタイプ)
通常割賦の場合
支払回数36回(3年)60(5年)
金利(実質年率)5.705.70
初回支払い金額85,02949,488
2回目以降支払額83,100×2945,400×49
ボーナス払い100,000×6100,000×10
支払い総額3,094,9293,274,088
残価設定型ローンの場合
支払回数36回(3年)60(5年)
金利(実質年率)3.703.70
初回支払い金額42,56927,790
2回目以降支払額41,600×2826,300×48
ボーナス払い100,000×6100,000×10
最終支払額1,256,850897,750
支払い総額3,064,2193,187,940

通常割賦の場合は、月々の支払いは83,100円となり、高額ですね。なかなか手が出ないのではないでしょうか。

問題は、残価設定型ローンです。3年払いの場合、

月々の支払いは

41,600円   

となります。

このうち維持費として毎年かかってくる費用は、自動車税のみです。

(自動車取得税は初回購入時にかかり、自動車重量税は新車購入時は3年分をまとめて支払うため、毎年の維持費として計上する必要はありません。)

プリウスは排気量が1800ccなので、

39,500円

となります。

KINTO ONE の場合だと、車両保険まで含んでいますから、残価設定型ローンの場合も車両保険代を含めて考えなくてはなりません。(もちろん車両保険いらないよ、という方は別ですが…)

ソニー損保によると

等級が12等級で

年齢が26歳以上、免許をブルーとしたときの車両保険の年間支払額は

70,580円でした。(通常の保険のみだと30,190円)

メンテナンスパックは、プリウスの場合車検なしで27,000円でした。(ネッツトヨタ大阪より)

どちらがお得か

まず、KINTO ONE の場合、3年間契約ですから、3年間の支払総額は

53,460×36回=1,924,560円です。

残価設定型の場合

支払い総額 1,807,369円

そしてメンテナンスパック料金が27,000円ですので

1,834,369円

で①車両保険込み②車両保険なしで分けてみます。

①の場合

1,904,949円

②の場合

1,864,559円

まとめ

価格一覧

KINTO ONE1,924,560円
残価設定型(車両保険あり)1,904,949円
残価設定型(車両保険なし)1,864,559円

KINTO ONE の場合よりも、新車で残価設定型ローンで購入する方が安くなるということが分かりました。

ただ、あくまでもどの車両保険に加入するかや、トヨタのメンテナンスパックに加入するのではなく、日常の点検は大手の自動車用品店でお願いするなどにより価格差は縮まったり広がったりするでしょう。

特に自動車保険(車両保険)は運転者の属性により左右されますから、人によって総支払金額は異なりそうですね。

ただ今回は、26歳以上で等級が12、ブルー免許での車両保険料ですから、この試算よりは少なく済む可能性の方が高そうですね。

少なくともKINTO ONE にない車種とある車種で、KINTO ONE の設定があるからという理由で車種を決めなくてもさほどお得ではない(むしろ残価設定の方が得)ので好きな車を選びましょう。