トヨタブレイドは2006年~2012年まで販売されたクルマで、「大人しくない大人に、ショート・プレミアム」というコンセプトで、高級車の上質さを兼ね備えたアクティブな大人のためのハッチバック車として登場しました。
ショートプレミアムといわれるだけのことはあり、エンジンは2.4LでCVTと3.5Lで6ATの二本立てです。
パワーは、2.4Lが167PSレギュラーガソリン仕様で3.5Lが280PSでハイオクガソリン仕様です。コンパクトな車体で、重量も1.4トンなので、2.4Lで必要にして十分以上です。しかし、中古車になれば、2.4Lも3.5Lも価格的にはさほど変わらないので3.5Lに乗るというのもありだと思います(もちろん数は少ないですが…)。
インパネにもスウェード調がおごられ、上質な室内空間となっています。
Gグレードだとシートもアルカンターラと本革のコンビシートとなっています。ブレイドらしさを味わうならGグレードがおススメです。
後席はこのように広々しています。リクライニングは二段階できます。外観を見ての通り、昨今のクルマのように、低すぎず、かっこよすぎないため(笑)後席の頭上空間は余裕があり、足元の空間も十分確保されています。
ブレイドは昔のクルマなので、今のように自動ブレーキや自動運転に近い装備は付いていませんが、サイドカーテンエアバッグやS‐VSCなどは、この頃のクルマから標準で装備されるようになりました。そのため、パッシブセーフティについては何ら現代のクルマとそん色ありません。ブレイドは、全グレード、サイドエアバッグ(前席のシート横から出てくる)、サイドカーテンエアバッグ(前席から後列にかけてのサイドガラス)、そして運転席の膝を守るニーエアバッグが付いています。
目次
グレード一覧
ブレイド/ブレイドマスター
ブレイド/ブレイドマスターは標準仕様のグレードです。マスターは3.5L車です。
ブレイドG/ブレイドマスターG
Gグレードは運転席、助手席パワーシート、本革・アルカンターラコンビシート、メーターフード・アッパーボックス・ドアトリムアッパースウェード調張り、左右独立温度コントロールフルオートエアコンなど。
そしてブレイドマスターGには、プリクラッシュセーフティシステムが標準装備、ブレイドマスターにはオプション設定となっています。
G ”Version L” 追加
2008年10月モデルからGグレードをベースに ”Version L” というグレードが追加されました。
高級感あふれるレッドロック色のフル本革シート、メーターフードやアッパーボックス、ドアトリムアッパーなどにも本革が使用されています。
そして2008年10月モデルから、荷室の容量もアップし、ラゲッジルームの使い勝手も良くなっています。
まとめ
ブレイドはとても、良い車です。わかりやすい華やかさとか高級感はないですが、上質なパワートレイン、静粛性でかつ扱いやすいサイズ感など、なかなかない魅力を持った車です。
出回っている数はそこまで多くはありませんが、是非検討してみてください。
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