ホンダで人気車種のヴェゼル。コンパクトな車体にホンダ独自のMM発想で、広い室内空間を実現し、人気を誇っていました。
そんなヴェゼルに待望のガソリンターボ車が追加となりました。
グレードがありそれぞれハイブリッドか1.5Lターボが選べるというのではなくて、1.5Lターボ車のみの名称のグレードが設定される模様です。
グレード名は TOURING になるようです。
目次
外装
新色
エクステリアの随所を、専用カラーでスタイリング。
さらに、走りの予感を高める、左右2本出しのエキパイフィニッシャーを採用。(ホンダHPより)
しかし、何層にもなるカラーリングは、どうなんでしょう?価格が高騰しそうですが、高級感は実現されていました。
エンジン スペック予想
エンジンです。皆さん待望のターボエンジンですが、スペックは公表されていません。僕が情報を集めてみました。
1.5Lガソリンターボというと150PSと173PS、の二つあります。
150㎰説
173㎰説
182㎰説
150㎰説
ステップワゴン、ジェイドに搭載されているのが150㎰のエンジンです。レギュラーガソリン仕様で日常域でのトルクは2.4LNAエンジン並みで、実用性に富んだエンジンです。かつてのマイナーチェンジでヴェゼルが搭載するのではないかといわれていたのがこの150㎰エンジン(実は1.0L ターボ説もあったのですが)です。
しかし、価格的に考えても、時期的に考えても(これだけ出る出るといいながら時間がかかった)このエンジンの可能性は低いと思います。
というのが、のちに登場することになった、シビックセダンに搭載されたエンジンの存在があるからです。
173㎰説
シビックセダンに搭載されたのが173㎰エンジンです。レギュラーガソリン仕様でありながら、高出力、高トルクを実現しました。正直ステップワゴン(車格のヒエラルヒー的に難しいのならオデッセイ)に積んでも良かったんじゃないかなと思っています。
なんといってもこのエンジン、評価としては高いのですが、シビック、しかもセダンであまり売れていないため、注目されていません。ヴェゼルが作られる工場とシビックセダンの工場が同じなので、173㎰のエンジンを積んでくる可能性は十分あります。
182㎰説
海外のヴェゼル(HR-V)がマイナーチェンジで182㎰の1.5Lガソリンターボエンジンを積んでくる模様です。
低速からトルクフルなパフォーマンスを発揮。日常から遠出まで幅広いシーンで、爽快感あふれる加速と余裕ある走りを両立する、
1.5L VTEC TURBO エンジンを搭載。
スペックは公式には発表されていませんが、
海外仕様のHR-Vでは、
The Honda HR-V Sport is powered by a 180bhp 1.5-litre turbocharged four-cylinder petrol engine, with a choice of a six-speed manual or CVT automatic.
(https://www.carbuyer.co.uk/news/164867/honda-hr-v-sport-2019-price-specification-and-release-date)
180bhpですからPS表記に直すと182㎰となります。
欧州のヴェゼル(HR‐V)が182㎰のエンジンが搭載されていることを考えると、ヴェゼルもこの182㎰エンジンが載せられる可能性もありますね。
どの説が濃厚か?
ズバリ173㎰説です。
というのも日本ではハイオク仕様が敬遠されるからです。欧州では、ハイオクが主流なので、海外版ヴェゼル、HR-Vに搭載されるのもおそらくハイオク仕様と思われます。もともとHR-Vには1.8Lエンジンが積まれており、日本仕様と海外仕様でエンジンは異なっていました。なので海外仕様に182㎰仕様が積まれるからといって、日本仕様にも積まれるとは限らないのです。
ヴェゼルには、コンパクトSUVらしい気軽に乗れる車を目指してほしいですからね。その願いも込めて…。レギュラーエンジンの173㎰と予想します。
また、マツダCX-8の2.5Lターボエンジンのように、ハイオク仕様をデチューニングしてレギュラーガソリン仕様とする可能性も低いと思います。ヴェゼルはモデル末期で、開発費用をかけすぎるのは採算が合わず、また海外仕様をデチューニングしたらシビックセダンのエンジンと変わらなくなってしまいます。これらの理由で、ヴェゼルはシビックセダンと同様のユニットを積むものと思われます。
インテリア
インテリアについても少しですが公開されています
大人らしい色合いと素材で普通のヴェゼルよりも高級感を出しています。
主要装備
●専用ヘッドライトガーニッシュ(ブラック塗装)
●専用フロントグリル(クロームメッキ)
●専用フロントバンパーロアーグリル
●専用ボディーロアーガーニッシュ(グレーメタリック)
●エキパイフィニッシャー(左右2本出し)
●専用エンブレム
●ルーフレール
●コンビシート(ダークグレー〈ウルトラスエード®〉/ブラウン)&専用インテリア
●運転席&助手席シートヒーター
●アジャイルハンドリングアシスト
●18インチアルミホイール(グレー塗装)
現在のヴェゼルの最上級グレードと変わらない装備と思われます。TOURING の価格は、現在のヴェゼルのトップレンジからスタートとなりそうです。
価格
2,903,040円~のようです。
その他オプション
Hondaインターナビ 183,600円
レザーシート 162,000円
まとめ
ホンダヴェゼルおそらくこれがフルモデルチェンジまで最後となるモデルと思われます。
その名に恥じぬようパワーアップされたエンジンと、上質な内外装を実現し、CH-Rに奪われた王座を奪還しようと挑んでいます。
ホンダのみならず各メーカーに見られる傾向ですが、モデルチェンジ(マイナーチェンジも含め)の度に価格があがるというのが気になります。ヴェゼルも例外ではなく、モデルチェンジの度に価格は上がっていますね。
車種は異なりますが、同じく1.5Lターボを積むジェイドはRSグレードが2,558,520円となっています。こちらは足回りなど、リアはダブルウィッシュボーンを載せ、本来の目指していた走りの方向性もより高いものとなっています。かつてジェイドが登場したときは、価格的にもヴェゼルの方が買いやすかったのにいつしか逆転しているのです。
とくにヴェゼルなんて最初はベースグレードだと200万を下回るプライスレンジからスタートしていました。安全装備の標準化などで価格があがってしまうのは仕方ないですが、もう少し価格もユーザーフレンドリーであってほしいなと思いました。
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