高級SUVで人気を誇っているトヨタハリアーですが、
なんといっても人気の理由は、圧倒的なかっこよさと高級感に加え、SUVならではの積載性の良さなどがあげられます。
ハリアーのグレード毎の違いについて紹介していますトヨタ ハリアー おススメグレード【装備編】
ラゲッジルーム
そんなハリアーのおすすめグレードについて紹介します。
ちなみに現在販売されている特別仕様車の詳細はコチラ
初めにざっくりと…
パワートレインはエンジン2種類とハイブリッドの3種類です。
目次
2.0L NAエンジン
これはノア/ヴォクシーにも搭載されているエンジンで、実用域でのトルクにも優れた高効率エンジンです。
2.0L ターボエンジン
同じく排気量は同じですが、パワーは全く異なります。燃料もハイオク仕様となります。ハリアーの中では最もパフォーマンスの高いエンジンといえます。
2.5L ハイブリッド
コチラはハリアーの中で最も高級感のあるモデルです。高い静粛性とバッテリーによる重量増により重量感ある乗り心地が実現されています。
各エンジンスペック表
2.5L ハイブリッド | 2.0L NAエンジン | 2.0L ガソリンターボ | |
価格 | 3,774,600円〜 | 2,949,480円~ (3,143,880円~) | 3,380,400円〜 (3,574,800円) |
排気量【L】 | 2,493 | 1,986 | 1,998 |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | ハイオク |
最高出力 kW(PS)/r.p.m | 112(152)/5,700 | 111(151)/6,100 | 170(231)/5,200~5,600 |
システム最高出力 | 197PS | ||
最大トルク N・m(kgf・m)/r.p.m | 206(21.0)/4,400~4,800 | 193(19.7)/3,800 | 350(35.7)/1,650~4,000 |
フロントモーター | |||
最高出力 | 105(143) | ||
最大トルク | 270(27.5) | ||
リアモーター | |||
最高出力 | 50(68) | ||
最大トルク | 139(14.2) | ||
車両重量FF/4WD | 【4WDのみ】1,770~1,810 | 1,580~1,620/1,630~1,670 | 1,660~1,700/1,700~1,740 |
エンジンですが、ハリアーの場合、車両重量が1.6トンほどですから、基本的にはどのエンジンを選んでも問題なく走ります。
実際、2.0LのNAエンジンは8人乗りのノア/ヴォクシーにも搭載されているため、5人乗りのハリアーなら十分です。
しかしながら、ハリアーらしい高級感、ハイパフォーマンスな走りを求めるなら物足りないかもしれません。
どのエンジンがおススメ?
手軽に乗りたい方は2.0NAエンジンでしょう。
しかし前の車がアッパーミドルクラス以上のセダンの方は物足りないと思うので、
ターボかハイブリッドの二択となります。
ハイブリッド車
ハイブリッド車は、上のスペック表を見ていただればわかりますが、エンジンとモーターが前後に1つずつ、計3つのパワーユニットを積んでいることがわかります。ハリアーに搭載されているハイブリッドは4WD で雪道などすべりやすい路面では、リアモーターが駆動し、安心感のある走りを楽しめます。
それぞれの馬力を単純に足していけば、363PSとなりますが、実際そうなりません。
エンジンとモーターとで得意の速度域が異なり、モーターは低速域で、エンジンは高速域でそれぞれ活躍することになりますから、単純に出力の合計が、全体の出力とならないのです。
メーカーより公表されているシステム最高出力は 197PSです。
ハリアーハイブリッド
この値は、NAエンジン、ターボなしの純粋のエンジンでいうと大体2.7~3.0Lクラスに相当するのではないでしょうか。ただ、モーターのトルクは強力なもので、街乗りから中速域にかけてのドライビングフィールは、V6 3.0L並みといえるのではないでしょうか。(メーカーもデビュ当初V6 3Lクラスに匹敵する性能と謳っていました)。
またハイブリッド特別装備として、ばね上制振抑制というのが装着されています。
ばね上制振抑制
路面の凹凸に応じて、モーターのトルクをリアルタイムに制御することで、車体の上下の縦揺れ(ピッチング)を抑制し、滑らかでフラットな乗り心地に貢献します。
(トヨタHPより)
シリーズの中で最も乗り心地と静粛性が高く、高級感を味わいたい方にお勧めです。
ただしネックは価格です。377万円~という価格です。ハイブリッドでは元は取れないと考えましょう。
ガソリンターボ車
ガソリンターボ車は、237PSを誇っており、NAエンジンでいうと、3.5L並みの性能を誇っています。
レクサスNXや先代クラウンに搭載されているものと同じです。3つの中で最もパワーがあります。スポーツセダンなどから乗り換える方にもおススメで切るモデルですね。
ターボ車のみの設定となるのが、パフォーマンスダンパーです。
ボディ剛性を高め、上質な乗り心地を。
サイドメンバー前後端にパフォーマンスダンパーを搭載。
ボディの微小変形を抑制し、車両のロール剛性を上げることで、高速走行時の直進安定性や操縦安定性を確保し、上質でスポーティな走りを実現します。
(トヨタHPより)
ダンパー装着で剛性を高めることにより、車両に負荷がかかった時に生じるボディのねじれを少なくするというものです。
ねじれが小さくなるとどうなるかというと、スポーティな走りを実現するために、サスペンションをむやみに固くする必要がなくなり、結果的に乗り心地が良くなるのです。
まとめ
ハリアーには3種類のパワーユニットがあり、
気軽に乗りたいなら、2.0L ガソリン車
走りを求めるなら、ガソリンターボ車
高級感を求めるならハイブリッド
がおススメといえます。
僕が買うなら
迷いなく、2.0L ガソリン車を選びます。一番売れているのもガソリン車ですしね。
ちなみに、ハリアーでリセールが高いのも 2.0Lガソリン車です。
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