メルセデスベンツといえば言わずとしれた世界を代表する高級車ですが、今回はCクラスについて紹介します。
Cクラス4代目についての紹介はこちら
メルセデスベンツ Cクラス 中古で買うなら 4代目 ~年式・グレードごとの違いを紹介~
目次
Cクラス
扱いやすいサイズで小回りが利く
現行型Cクラス
Cクラス | カローラセダン | マツダ3セダン | |
全長 | 4,690 | 4,495 | 4,660 |
全幅 | 1,810 | 1,745 | 1,795 |
全高 | 1,445 | 1,435 | 1,445 |
最小回転半径 | 5.2m | 5.3m | 5.3m |
外国車は大きくて運転しにくそうと思われる方は多いのではないでしょうか。Cクラスは非常にコンパクトなセダンです。小回りも効くので狭い道でも安心です。
国産車と比べて特に大きいということはありません。
燃費もよい
外車と聞くだけで、燃費悪そうと思っていませんか。
最近の外車は非常に燃費が良くなっています。特に欧州車は、日本よりも環境性能は厳しく求められているので、日本車よりも燃費の良いクルマは多いです。
C180 | C220d | カローラセダン | |
排気量(cc) | 1500 | 2000 | 1800 |
燃費(㎞/L) | 13.4 | 18.9 | 14.6 |
使用燃料 | プレミアム | 軽油 | レギュラー |
C180 | C220 d ローレウス エディション | S | |
4,630,000円 | 6,120,000円 | 2,139,500円 |
しかし、高い
当たり前ですが、高いです。新車だとコミコミで500万円以上は覚悟しないといけないですね。
中古車なら手が届く
得るセデスメンツは現行型で4代目となりますが、
先代モデルだと、2010年式、6万キロで本体価格60万円ほどから存在します。
10年落ちというのが気にかかるのであれば、3代目末期の2014年式、2~3万キロ程度で120万くらいから存在します。
現行型の4代目であれば、
前期型で2014年式、4~5万キロで160~170万円ほどから存在します。
3代目
グレード構成
前期型(2007年6月~2011年5月)
C200 コンプレッサー | 271型 DOHC 直列4気筒 スーパーチャージャー付 | 1,795cc | 184PS/25.5kg・m | 5速AT |
C250 アバンギャルド | 271型 DOHC 直列4気筒 スーパーチャージャー付 | 1,795cc | 204PS/31.6kg・m | 5速AT |
C300 アバンギャルドS | 272M30型 DOHC V型6気筒 | 2,996cc | 231PS/30.6kg・m | 7速AT |
C63 AMG | 156型 DOHC V型8気筒 | 6,208cc | 457PS/61.2kg・m | 7速AT |
後期型(2011年5月~2014年7月)
【2013.8追加】 C180 アバンギャルド | 271型 DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 | 1,795cc | 156PS/25.5kg・m | 7速AT |
C200 ブルーエフィシェンシー | 271型 DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 | 1,795cc | 184PS/27.5kg・m | 7速AT |
C250 ブルーエフィシェンシー | 271型 DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 | 1,795cc | 204PS/31.6kg・m | 7速AT |
【2009.8~2011.5】 C300 アバンギャルド | 272M30型 DOHC V型6気筒 | 2,996cc | 231PS/30.6kg・m | 7速AT |
【2011.5~2013.7】 C350 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド | 276型 DOHC V型6気筒 | 3,498cc | 306PS/37.7kg・m | 7速AT |
C63 AMG | 156型 DOHC V型8気筒 | 6,208cc | 457PS/61.2kg・m | 7速AT |
C200のノーマルグレードは、中古車でも出回っている数が少ないです。
エレガンスは上品な外見で、アバンギャルドはスポーティな外観をしています。
大きく異なるのは、フロントグリルです。フロントグリルはシンプルで、ボンネット上にエンブレムがついているのがエレガンス、大きなメルセデスのエンブレムがついているフロントグリルを採用しているのがアバンギャルドです。
現行型である4代目では、このアバンギャルドのデザインを引き継いでいます。
もちろん、売れたのはアバンギャルドの方で、より多く出回っているのはアバンギャルドの方です。
おススメモデルとグレード
後期型がおススメ
やはり後期型のインパネの方が今どきのクルマって感じで良いです。
前期モデルだと一気に古臭く感じちゃいますね。
【2013.8~2014.9】モデルレーダーセーフティパッケージが標準装備化(C180 以外)されました。
グレードについては、特にこれというものはありませんが、C180 は廉価グレード的位置づけであり、エンジンの大きさは変わらないものの、チューニングの違いにより出力が異なっています。C200 とC180 は燃費もほとんど変わらないので、C200がおススメです。
結論 後期型 C200アバンギャルド がおススメ!
それでは各グレードごとの変遷について紹介します。
変遷 ~ベースグレード~
前期型 | ||
変更点 | 燃費 | |
①【2007.6‐2010.2】C200 (ノーマル)/ エレガンス/アバンギャルド | スーパーチャージャー | 11.2km/l |
②【2010.2~2011.5】 C200 CGI ブルーエフィシェンシー | ターボチャージャーに変更 トルク25.5㎏・m →27.5㎏・m | 11.6km/l |
後期型 | ||
③【2011.5~2013.7】 C200 ブルーエフィシェンシー | 5AT→7ATへ変更 7G-TRONIC PLUS 効率上がり 燃費向上 184PS/27.5kg・m | 12.8km/l |
④【2013.8~2014.9】 C200 アバンギャルド | 7速AT 184PS/27.5kg・m 2011.10~ ECOスタート&ストップ機能 (アイドリングストップ機能) が装備される | 12.8km/l (アイドリングストップ無) 13.2~14.4km/l |
【追加】 【2011.10~2013.7】 C180 ブルーエフィシェンシー | 7速AT 156PS /25.5kg ・m 排気量は変わらないが、 出力を抑え、本体価格も 下げたC180 の追加 ECOスタート&ストップ機能 | 13.6km/l |
【2013.8~2014.9】 C180 アバンギャル | 13.6km/l |
①から②への変更点
1.8Lスーパーチャージャー付エンジンから1.8Lターボチャージャー付エンジンに変更となり、トルクが向上したことにより、燃費も向上しました。
②から③への変更点
トランスミッションが5ATから7ATへと変更となりました。
③から④への変更点
全グレードにアイドリングストップ機能を装備し、併せて、廉価グレードC180 を追加しました。
変遷 ~上級モデル~
前期型 | |||
【2007.6~2009.8】 C250 アバンギャルド | 272M25型 DOHC V型6気筒 | 2,496cc 204PS/25.0kg・m | 5速AT |
【2009.8~2011.5】 C250 CGI ブルーエフィシェンシー | 271型 DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 | 2,496cc →1,795cc 204PS/31.6kg・m | 5AT →7AT 排気量は小さくなったが、トルクは向上。 燃費向上 |
後期型 | |||
【2011.5~2013.7】 C250 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド | 変更点なし | 変更点なし | 7AT 7G-TRONIC PLUSの採用 |
【2013.8~2014.9】 C250 アバンギャルド | 変更なし | ECOスタート&ストップ機能 |
変遷 ~ハイスペックモデル~
前期型 | |||
①【2007.6~2009.8】 C300 アバンギャルドS | 272M30型 DOHC V型6気筒 2,996cc | 231PS/30.6kg・m | 7AT 9.5km/l |
②【2009.8~2011.5】 C300 アバンギャルド | 変更なし | 変更点なし | |
後期型 | |||
③【2011.5~2013.7】 C350 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド | 276型 DOHC V型6気筒 3,498cc | 306PS/37.7kg・m | 7速AT |
【2013.8~2014.7】 C350 アバンギャルド | ECOスタート&ストップ機能 |
①から②への変更点
実質的なグレードダウンです。アバンギャルドSには装備されていたパドルシフトは装備されなくなりました。AMGスポーツパッケージというオプションで用意されることになりました。
②から③への変更点
エンジンが3.0Lから3.5Lへと大きくなりました。出力、トルクともに向上しました。
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