トヨタ ヤリス おススメはどれだ?グレードごとの違いを紹介

トヨタ

トヨタヤリスのグレードごとの装備の違いについて紹介します。

安全装備

サイドカーテンエアバッグは標準

サイドカーテンエアバッグは、1.0L “Bパッケージ” も含め全グレード標準で装備されます。

トヨタセーフティセンス

1.0L “Bパッケージ”にはトヨタセーフティセンスは装備されません。

その他の全グレードには装備されます。機能的にはほとんど変わりありませんが、

高速域でのハンドル支援について違いがあります。

ハイブリッド と1.5L には、LTA(レーントレーシングアシスト)が備わるのに対し、

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は carlineup_alphard_safety_tss_pic_02_03.jpg です
LTA
白線の無い道路でも先行車の軌道をたどって、車線内を走れるよう常時支援してくれます。

1.0L 車には、LDA(レーンディパーチャーアラート)が備わります。

carlineup_prius_safety_tssp_2_04_pc
警報とステアリング操作で、車線内へ戻るよう一時的に支援してくれる

両者とも、高速域でステアリングを支援してくれる装備ですが、機能的な違いとして、

前者(LTA)が常にステアリング操作の支援を行うのに対し、

後者(LDA)では、車線をはみ出しそうになった時に警報を発し、車線内を走行するように一時的な支援をしてくれるのにとどまります。

その他先進装備

以下の装備は、1.0L “Bパッケージ”を除いて全グレードにオプション設定です。

インテリジェントクリアランスソナー
[パーキングサポートブレーキ(静止物)](低速域での踏み間違い防止支援)

ブラインドスポットモニター[BSM] 

※リアクロストラフィックオートブレーキはMT車には省かれる

車線変更時に見えにくいところに車両が存在する場合、警告とドアミラーで存在を知らせてくれます。

リアクロストラフィックオートブレーキは、後退出庫の際に、側方からやってくるクルマの存在を知らせてくれ、ぶつかりそうな場合はブレーキをかけてくれる装備です。

先進装備

トヨタチームメイトはハイブリッドのみ

トヨタチームメイトとは、駐車支援を行ってくれるものです。今回新たに備わった機能としては、駐車スペースの区画がなくとも、あらかじめ設定しておけば、区画の無いところでも支援してくれるようになった点です。

アシスト機能に加え、トヨタチームメイトを装備すれば、パノラマミックビューモニターも備わります。

トヨタチームメイトは、ハイブリッド車にのみオプション設定されています。77,000円~93,500円

パノラマミックビューモニターは、全グレードオプション設定あります。

装備一覧

今回、ヤリスでは全グレード、ホイールは、樹脂フルキャップが標準となっています。

アルミホイールにすると燃費が落ちてしまうからだと思います。

X /X “Bパッケージ”(1.0L のみ)

1.5L ・1.0L 車はマニュアルエアコンとなります。

1.5L の4WDのみスマートエントリーが装備され、1.5L 2WD及び1.0L車はオプションとなります。

ターンチルトシート

X、G、Zにオプションで設定されます。運転席・助手席個別にオプション設定されていて、運転席・助手席ともに装着できるのは、1.5L のX、G のみとなっています。

G

7インチディスプレイオーディオ→8インチディスプレイオーディオへと大きくなり、モニター周辺の架装もちょっと豪華になります。

7インチ(Xに標準装備)
8インチ

コンフォートシートセット装備内容(Gのみオプション)51,700円

運転席イージーリターン機能、買い物アシストシート(助手席)、助手席シートバックバックポケット、助手席シートアンダートレイ、シートヒーター etc

ちなみにこれらの装備は、Z には標準装備されています。

運転席イージーリターン機能
ヘッドレスト一体型
ヘッドレストセパレート型
ヘッドレストの位置が調節できる

Z

Gにオプションの コンフォートシートセット の装備は一通り装備されます。

標準の15インチアルミホイールキャップのデザインはごく普通ですが、

オプションの16インチアルミホイールはなかなかイケてます。(Zのみオプション 82,500円)

Zに標準のアルミホイールキャップ

オプションで用意される16インチアルミホイール

ちなみに、16インチホイールを装着すると、WLTCモードにおいて、ハイブリッド車で35.4㎞/L→32.6㎞/L、ガソリン車で21.6㎞/L→21.2㎞/L と少し燃費は落ちてしまいます。

本革巻3本ステアリングホイール

3灯式フルLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能&おむかえ照明機能付)

まあ、きれいですけど、自分乗るときライト付いてるの見ないし…って僕は思ってしまいます。

Gグレード以外だとハロゲン式になってしまうところが少し悩ましいですね。もう少し安い、ロービームだけLEDのヘッドライトがあっても良かったんじゃないか、と思ってしまいます。

Gグレードには、82,500円でオプション設定があります。

フロントワイパー時間調整式

Z のみフロントワイパーが時間調整式となるようです。他のグレードでは、ダイヤルがなくなり、10秒に1回くらいのペースでワイパー作動ができなくなります。「INT」(インターバル)の時に使えるダイヤルがないものになります。

時間調整できないタイプ

ここ省くとこなの?って思ってしまったのですが、どうなんでしょう?世間一般の人は時間調整しない人が多いのでしょうか。アクアも廉価グレードの L のみこのタイプですが、ヤリスは最上級のZ 以外はこのタイプになってしまいます。自分で買って替えろということなのでしょうか?

カラーヘッドアップディスプレイ(Z にオプション設定)

絶対に必要というわけではありませんが、あれば非常に便利かなという装備です。

ナビと連動し、進行方向を示してくれるのはうれしいですね。




まとめ

おすすめグレードは?

非常に悩ましいです。

安全装備は充実していますね。

標準状態でも安全装備は充実しているし、より先進の安全装備が欲しいと思えば、Zでもオプションで装着するしかないところがあるので、安全装備でどのグレードが良いというのはないです。

XとGの価格差は約13万円、GとZの価格差は、15万円程です。

各グレードごとの違いは、便利な装備があるかどうかですね。価格と装備のバランスでいれば、オートエアコンも備わるGかなというところです。

Gがおススメ

ツートンカラーは全グレードで選べる

ヤリスというコンパクトカーですから、Z を選んでいろいろオプションをつけてしまうと、ワンクラス上のモデルに手が届いてしまうというのが難しいところですね。ですから、Gをベースに必要なものをオプションで装着していくというのが、賢い買い方だと思います。

ガソリンかハイブリッドかについてはコチラに書いています。

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ただ私が解せないのは、フロントワイパーが最上級グレードのみ時間調整式であることです。もちろん交換すれば済むのでしょうが、わざわざ新車を購入して、DIYでやるかディーラーにやってもらうかわかりませんが、数万円の出費にはなりますよね。けちるところはそこなの?って思ってしまいました。

こういう細かい所って、わざわざ交換するほどじゃないけど、いざ雨が降った時は煩わしいな、というくらいで、買ってしまってから、わざわざ数万円の出費そして交換するかといえば、多くの人がしないでしょう。たかがワイパーされどワイパーだと思います。ちょうど、かゆいところに手が届かない、そんな感じです。こうしたところは先代ヴィッツ同様、標準で付けてほしかったなぁと思います(ヴィッツは1.0L 以外は時間調整式でした)。