4代目ホンダフィットのグレードごとの違いを紹介します。
ガソリンかハイブリッドか、についてはコチラに書いています。
![](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/styling/design/image/pic_crosstar_main.jpg)
目次
安全装備
ホンダセンシングは全グレード標準
ホンダセンシングは、BASICについては、レスオプションが可能です。
ホンダセンシングが優れている点
・ACCは渋滞追従機能付
![渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/performance/active-safety/image/pic_sensing_fig_07.jpg)
このクラスで、渋滞時に完全停止してくれるのは、フィットだけです。マツダ2も停止まではしてくれるますが、電動パーキングブレーキでないため、最後は、ドライバーが止める必要があります。
・歩行者事故低減ステアリングが備わる
![歩行者事故低減ステアリング](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/performance/active-safety/image/pic_sensing_fig_05.jpg)
・低速域での、踏み間違い防止機能が備わる
![近距離衝突軽減ブレーキ](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/performance/active-safety/image/pic_sensing_fig_04.jpg)
ヤリスでは、トヨタセーフティセンスの装備内容には含まれず、別途オプションで装備する必要があります。
劣っている点
・車線変更などの際に、ブラインドスポットインフォメーション(死角となっているクルマの存在を教えてくれる)装備の設定がない
![](https://toyota.jp/pages/contents/rav4/002_p_001/image/safety/top/carlineup_rav4_safety_19_01.jpg)
サイドカーテンエアバッグは全グレード標準
![エアバッグシステム作動イメージ](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/performance/passive-safety/image/pic_main.jpg)
ホンダのエアバッグの特徴は、運転席と助手席に装着されるエアバッグは、従来のものよりも速く、そして乗員を負傷させないよう、飛び出しが少なく膨らみます。
各グレード装備一覧
外観の違い
ベーシック | ホーム | ネス | クロスター | リュクス | |
ツートンカラー | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ホイール | 15インチ フルキャップ | 15インチ フルキャップ 16インチアルミ オプション | 16インチアルミ | 16インチアルミ 専用デザイン | 16インチアルミ 専用デザイン |
![プレミアムサンライトホワイト・パール&ライムグリーン★6](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/styling/design/image/pic_ness_styling_bodycolor_12.jpg)
ベーシック
![プレミアムサンライトホワイト・パール★1](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/image/ehev_basic/bc_sunlight_white.jpg)
ガソリン | ハイブリッド |
155万7600円 | 199万7600円 |
他のグレードと異なる点
マニュアルエアコン
ハイブリッドのベーシックは、オートエアコンとなります。
ハロゲンヘッドライト
同じく、ハイブリッド車のベーシックは、LEDヘッドライトとなります。
ホーム ~快適装備が充実~
![プラチナホワイト・パール&ブラック★4](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/image/ehev_home/bc_platinum_white_black.jpg)
ガソリン | ハイブリッド |
171万8200円 | 206万8000円 |
ベーシックに加えて
オートエアコンが装備される(ガソリン車のみ)※ハイブリッドは全グレード標準装備
ベーシックと比較して、快適装備が充実しています。
![](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/include/image/pic_air_conditioner.jpg)
コンビシート(プライムスムース×ナチュラルテキスタイル)
![コンビシート(プライムスムース×ナチュラルテキスタイル)](https://www.honda.co.jp/Fit/special/home/image/pic_type_equipment_01.jpg)
ライトはLEDに
![](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/include/image/pic_led_headlight.jpg)
本革巻ステアリングホイール
![](http://cardriving.site/wp-content/uploads/2020/03/pic_type_equipment_041.jpg)
ソフトパッド(プライムスムース)
![](http://cardriving.site/wp-content/uploads/2020/03/pic_type_equipment_031.jpg)
ネス ~ライムグリーンが特徴的~
![ルナシルバー・メタリック&ライムグリーン★1](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/image/ehev_ness/bc_luna_silver_yellow.jpg)
ホームに16インチアルミホイールを装着すれば、ホームとネスの外観の違いは、なくなります。Aピラーがライムグリーンとなるツートンカラーは、ネスでしか選択できません。
ガソリン | ハイブリッド |
187万7700円 | 222万7500円 |
ホームに加えて
<毎日の通勤時間を、気持ちのよいスタートに変える。健康的で快活なフィットネスライフをあなたに。>とHPには記載されていました。”フィットネス”から”ネス”と名付けられたのですかね。
フィットの中での位置づけとしては、若干、中途半端感が否めませんが、撥水ファブリックシートやプラズマクラスターなどが備わり、汗をかいた状態でクルマに乗ったり、汚れやすいものを積むこともできます。
SUV的な使い方もできます、と言いたいのですが、次に紹介するモデルがあることから、ネスの存在を中途半端にしています。
撥水ファブリックシート
![撥水ファブリックシート](https://www.honda.co.jp/Fit/special/ness/image/pic_type_equipment_02.jpg)
ただ、撥水加工のシートは、肌触りがカサカサした印象になるといいますか、しっとりとした肌さわりが良い方は、ホームのシートの方が良いかもしれません。
汗の臭いが付きにくいのは良いですね。
LEDフォグライト
![](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/include/image/pic_led_foglight.jpg)
フルオート・エアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)
![フルオート・エアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)](https://www.honda.co.jp/Fit/special/ness/image/pic_type_equipment_01.jpg)
プラズマクラスター付というのはうれしいですね。なんでも花粉症とかの対策にもなるとか。
プラズマクラスターが欲しい方はネスが良いでしょう。
クロスター ~なんちゃってSUV~
ガソリン | ハイブリッド |
193万8200円 | 228万8000円 |
![サーフブルー&ブラック★5](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/image/ehev_crosstar/bc_surf_blue_black.jpg)
ネスに加えて、外観をSUV風にしたのがクロスターです。価格はネスに比べ、60,500円プラスとなります。
装備に関しては、ネスに準じますが、
プラズマクラスターはネスにしか装備されません。
走行性能については、通常のフィットと変わりありませんし、悪路走破性がよくなるといったことはありません。
ただ、(16インチアルミの中では)クロスターのみ、タイヤが扁平率が60なので、乗り心地はマイルドだと思われます。
![CROSSTAR専用エクステリア(リアバンパー)](https://www.honda.co.jp/Fit/special/crosstar/image/pic_type_equipment_02.jpg)
全体的にSUVっぽい架装がされています。
リュクス ~上級セダンから乗り換えても満足できる⁈~
![プラチナホワイト・パール★2](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/image/ehev_luxe/bc_platinum_white.jpg)
ガソリン | ハイブリッド |
197万7800円 | 232万7600円 |
アルミホイールのデザインがリュクス専用となります。
なんとこのリュクスは本革シートですよ。歴代フィットの中で、初の本革シートとなります。
装備内容
リュクスより下位のグレードに装備されいているものは大体ついています。
唯一、ネスに装備されるプラズマクラスターは付きません。
プラチナ調クロームメッキ・ドアミラー
ドアミラーのメッキ加工なんて、ベタな演出ですが、高級感はアップしますね。フロントマスクがゴテゴテで、ミラーもメッキなら、安っぽい感じがしますが、上品なフロントマスクに、この演出は合っていると思います。
![プラチナ調クロームメッキ・ドアミラー](https://www.honda.co.jp/Fit/special/luxe/image/pic_type_equipment_04.jpg)
本革シート
どうですか、この豪華なシートは!
フィットが上級車からのダウンサイジング層も狙っていることがわかります。フロントシートには、シートヒーターも備わります。
ステアリングのヒーターについては、4WDは標準、FFはオプションとなっています。
![](http://cardriving.site/wp-content/uploads/2020/03/pic_interiorolor_01_02-1024x531.jpg)
フロントシートアームレスト(オプション)
あと、標準装備ではありませんが、リュクスのみフロントシートのアームレストを、メーカーオプションで承着することができます。
![アームレスト付センターコンソールボックス](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/interior/utility/image/pic_console_armrest.jpg)
まとめ ~おススメは ホーム~
安全装備は、充実していて、グレードによる差異もないので素晴らしいです。
おススメは、一応ホームということにしましたが、各グレードの個性があって気に入ったのであれば、どれでも良いでしょう。
ホンダフィット パワートレーン比較 ハイブリッド・ガソリン おすすめを紹介
クロスターなんかは、結構売れるんじゃないですか?外観もおしゃれですし、扁平率が60のタイヤで、乗り心地も良いのであれば、迷っちゃいます。
ただ、ベーシックは、いろいろ省かれているので、少し寂しいかな。
ネスのことを、私が中途半端と言っていた理由は、ホームに16インチアルミホイールのオプションをつければ、外観上、ネスとの区別はつかなくなるからです。
単色カラーを選べば、ほとんど一緒です。
ツートンを選ぶとしても、ネスでは、ツートンカラーはライムグリーンしか選べません。
![](http://cardriving.site/wp-content/uploads/2020/03/image-11.png)
しかし、ホームだと、ルーフ全体がブラックとか、ルーフ全体がホワイトのツートンカラーも選べます。
![](http://cardriving.site/wp-content/uploads/2020/03/image-12.png)
![](http://cardriving.site/wp-content/uploads/2020/03/image-13.png)
ネスは、ライムグリーンのツートンカラーに惹かれる方やプラズマクラスターが欲しい方はいいんじゃないでしょうか。
リュクスも、本革シートがついて、ガソリンエンジンなら200万円切っているとなれば、安く感じますね。ハイブリッドでも、232万円で、ヤリスのZとくらべて3万円差。これだけ豪華だったら、お買い得に感じます。
気になった点
ハイブリッドとガソリン車で、なぜ差をつけるのか?と思った装備について紹介します。
例えばですが、長い距離を走る機会が多い方が、選ぶであろうハイブリッドには、ブラインドスポットインフォメーション(長い距離、高速を走るとき等に重宝する)を装備するのであれば、付加価値という意味でも、実用的にもいいんじゃないかなと思います。
ハイブリッドのみの装備
リアセンターアームレスト
リアシートのセンターアームレストは、ハイブリッド車で、ホーム以上のグレードにしか装備されません。
絶対に必要というわけではありませんが、無いとさみしいですね。ハイブリッドを買わせようという意図なのでしょうか?
![](https://www.honda.co.jp/Fit/special/luxe/image/pic_comfort_02.jpg)
後席にも頻繁に乗車するというなら、車重も重いし、ガソリンでは走らないからハイブリッドを、ということなのでしょうか??
例えばですが、リュクスには、リアセンターアームレストは標準にするだったら、グレードごとのコンセプトもはっきりするのではないかなぁと思います。
フロントワイパー・バリアブル間欠式
ガソリン車はフロントワイパーはバリアブル間欠式ではありません(時間調整できないタイプ)。
対してハイブリッドは、車速連動式のバリアブル間欠式ワイパーになります。
ヤリスの時も書いたのですが、なぜここをけちるの?って思ってしまいます。
シートバックスマートフォンポケット
正直、これはあってもなくてもどちらでもいいですけど…。
![シートバックスマートフォンポケット](https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/interior/utility/image/pic_storage_05.jpg)
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