トヨタ自動車とダイハツ工業が自動車に後付けの、踏み間違い防止装置を発表しました。
目次
概要
この装備は、前後4か所に設置されるソナーにより一定以上の加速が行われて時に、抑制するというものです。
踏み間違えたときは、クリープで発進するよう制御を行い、車両が飛び出すのを防いでくれます。
警告音と警告灯の表示により教えてくれます。
ガラスにも対応する
スバルのアイサイトでは、フロントガラスに設置されているカメラにより、障害物を検知し、踏み間違いを防止してくれます。しかし、障害物がガラスなど、カメラに映りにくい場合、作動するとは限らないので注意が必要ですが、
この後付け装置はセンサーにより障害物を検知しますから、透明ガラスなどに対しても強いといえます。
しかしながら
自動ブレーキまでは作動しません!
実際の事故を見ると、コンビニに突っ込んだりといった大惨事に至る可能性は低くなるでしょう。クリープ時に踏み間違いに気づいて停止したり、車止めで止まることができると思われます。
注意点
自動ブレーキとは別物!
正式名称が「踏み間違い加速抑制システム」ですので、あくまでの加速抑制にとどまります。最終的にブレーキをかけるのは運転手になります。
ですから過信は禁物です。
超低速域でしか使えない
この加速抑制ブレーキは
車速10㎞/h以下
での作動となります。ですから最新の装備などである、車間距離維持支援システムとは違い、想定されているシーンとしては、駐車場などごく低速域ではないでしょうか。
価格は?
本体の価格が5万5080円で、工賃を含むとおよそ8万円とのこと。
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