ホンダフィット パワートレーン ハイブリッド・ガソリン おすすめを紹介

ホンダ

ホンダフィットがついにフルモデルチェンジしました。

パワートレーンについて見ていきます。

パワートレーン ~おすすめはハイブリッド~

おススメはハイブリッドモデルです。

理由はまとめで書いています。

最高出力・最大トルク
e:HEV1.3L
最高出力72kW(98PS
)/5,600-6,400r.p.m
67kW(91PS
)/5,500r.p.m
最大トルク127N・m
(13.0kgf・m)/4,500~5,000r.p.m.
120N・m
(12.2kgf・m)/3,800~4,800r.p.m.
モーター出力80kW(109PS
)/3,500-8,000r.p.m
モータートルク253N・m
(25.8kgf・m)/0~3,000r.p.m.
トランスミッション電気式無段変速機無段変速オートマチック
(トルクコンバーター付)
27.2~29.4(FF)/23.2~25.2(4WD)19.4~20.4(FF)/17.0~18.2(4WD)

ハイブリッド 1.5L+2モーター

採用されるハイブリットシステムは、アコードにも採用されるe:HEV です。実はこの e:HEV は先代アコードやオデッセイハイブリッドに採用されている i-MMD と同じです。呼び方が変わっただけになります。

走行イメージ写真

ステップワゴンもマイナーチェンジで、ハイブリッドシステム自体に変更はありませんが、呼び名が変わり e:HEV となりました。

しかしながら、この e:HEV は上級モデルの搭載されていたものなので、フィットに搭載するにあたり、基本構造はそのままに出力をフィットの適正に調整して、バッテリーやモーターの小型化が行われました。

ホンダの e:HEV は、基本的に走行はモーターによって行い、エンジンは発電に専念します。例外的に高速域で、エンジンのみで走行すすることができます。

ハイブリッドドライブモード
1.5L エンジンと2モーターを組み合わせる e:HEV

1.3L は先代のキャリーオーバー

1.3L は特に真新しいものはなく、先代のもののキャリーオーバーとなりました。

先代と比較すると、わずかながら出力は落ちていますが、最大トルクの向上と、先代よりも低回転域でトルクを発生させることに成功しています。

燃費と静粛性重視のエンジンへ改良されたといえるでしょう。

”ここちよさ”

新型フィットのテーマが”ここちよさ”です。

デザインも先代までのスマートな印象から、丸みを帯びた柔らかい印象となりました。

これに伴い室内の空間も広くなりました。

まず、このクラスにありがちな後席の閉塞感は一切感じられません。

シートもフカフカしていて心地よいものとなりました。

室内写真
電動パーキングブレーキの採用

電動パーキングブレーキが採用されました。これにより信号停止なのでもブレーキを保持してくれるオートブレーキホールドも備わりました。

電子制御パーキングブレーキ
視界のよさは随一
フロントビュー写真

フロントAピラーは、単にフロントガラスと三角ガラスを支えているのみで、その分随分細くなりました。

これによって得られる良好な視界は、この車の魅力でしょう。

まとめ ~おススメはハイブリッド~

フィットは、上級者さながらの安全装備と上質感を兼ね備えたコンパクトカーへと生まれ変わりました。

そこで悩ましいのでがパワートレーンです。

なぜ、ハイブリッドがおススメか?

ハイブリッドをお勧めする3つの理由があります。

ハイブリッドは滑らかで力強い走り

ガソリン車の設計の古さ

妥当性

ハイブリッドは滑らかで力強い走り

なんせフィットに採用されているハイブリッドシステムは、アコードやオデッセイなどでも採用されているもので、滑らかで力強い走りが魅力的です。また、モーターの力強さ・トルクでいえばヤリスに搭載されているものを凌駕しています。

上級車にしか設定されなかった走りが、フィットでも味わえるという点でハイブリッドが魅力的だということです。

ガソリン車の設計の古さ

そしてガソリン車の設計の古さです。最近のトレンドは3気筒エンジンです。タイで販売された「シティ」には、122PS 1.0Lターボが搭載されましたが、日本国内ではいまだ導入されていません。

今後の自動車業界のトレンドを考えると、フィットも1.0Lターボを搭載してくることが予想されます。そう考えると、1.3L のガソリン車は、時代遅れ感が否めません。

妥当性
ソース画像を表示
マークXあたりなどから乗り換えても納得できる質感は備えているフィットハイブリッド

フィットもヤリス同様、ハイブリッド車だと、最低でも240~250万円ほどと考えられます。フィットについていえば、圧倒的な後席の広さ、インパネの上質感、上級車でしか味わえない装備…。

つまりフィットは、コンパクトカーでありながら、コンパクトカーらしくないアッパーミドル級のところを目指した車であり、ヤリスは、このサイズでしか味わえない走りや軽快感、マツダの言葉を借りると人馬一体の走りを追求した車であるといえます。

両者はライバルでありながら、もはやライバルではありません。方向性はかなり違います。

フィットをアッパーミドルセダンからのダウンサイジングと考えると、250万程で最新の安全装備と快適装備を備え、ダウンサイズしながらも広大な室内空間が手に入る、フィットハイブリッドはお買い得だといえます。