目次
初代アルファードG/V(2002年~2008年)10系
基本的なグレード構成
MZ Gエディション | 7人乗り (2列目オットマン付き)のみ | 最上級グレード 本革シート |
MZ | 7人(2列目オットマン) or8人乗り(回転式) | |
AS(MS) | 7人or8人乗り(ともに回転式) | エアログレード |
AX(MX)Lエディション | 8人乗り | 売れ筋グレード |
AX(MX) | 8人乗り | スチールホイール、見た目で 廉価グレードと分かってしまう。 ほとんど売れなかった。 |
【前期型のみ】 MX Jエディション | 8人乗り | 僕は、実際走っているのを 見たことありません |
Aは2.4Lを表し、Mは3.0Lのことを表しています。
GとVの違いについて
初代アルファードには、アルファードGとアルファードVの二つのタイプがありました。このGがアルファードとして、Vが後のヴェルファイアへと派生していきました。
アルファードGが高級志向で、アルファードVがスポーティな位置づけとして販売されていましたが、見た目の差は、今のアル・ヴェルほどはありません。
2枚の写真は、アルファードのGとVともに前期型です。グリルに違いがあります。
前期と後期の違いは?
前期型は2002年5月~2005年4月まで、後期型は2005年4月~2008年5月まで発売されました。
キノコミラー
前期型と後期型の違いですが、まず、キノコミラーの存在です。
法令の改正によりある一定以上の全高のあるクルマについては、前方の左側面を映し出すミラーを取り付けないといけなくなりました。
そのためこのような、補助ミラーが付いています。
5ATを搭載
V6 3.0L搭載車に限りますが、前期型は全車4ATですが、後期型についてはV6エンジン車のみ5ATとなりました。多段化が進んだ現在では4ATでは物足りなく感じてしまうと思うのでV6エンジン車の購入を考えている方は、後期型をお勧めします。
2代目アルファード/初代ヴェルファイア(2008年~2015年)20系
【後期型】 350G プレミアムシートパッケージ | 7人乗り (エグゼクティブパワーシート) | 350G Lパッケージをベースに エグゼクティブパワーシートを より豪華にしたモデル |
350G Lパッケージ/ 3.5V Lエディション | 7人乗り (エグゼクティブパワーシート) | 本革シート |
350S Cパッケージ/ 3.5Z Gエディション | 7人乗り (エグゼクティブパワーシート) | 豪華版エアロモデルであるが 前期型は明るい内装も選べた。 |
【後期型】 240S Cパッケージ | 7人乗り (エグゼクティブパワーシート) | |
350G 250G/3.5V 2.4V | 7人乗り(リラックスキャプテンシート) 8人乗り(回転対座なし) | 運転席・助手席パワーシート (助手席オットマン付き) |
250S 350S/2.4Z 3.5Z | 7人乗り 8人乗り | 人気グレード 特別仕様車の設定あり |
240X 350X(前期型のみ) /2.4X 3.5X(前期型のみ) | 8人乗り | ベーシックグレード |
ハイブリッド G/SR プレミアムシートパッケージ | 7人乗り (エグゼクティブパワーシート) | |
ハイブリッド G Lパッケージ/ ハイブリッド SR Cパッケージ | 7人乗り (エグゼクティブパワーシート) | |
ハイブリッド G/ SR | 7人乗り (リラックスキャプテンシート) | Gは標準ボディ、SRはエアロモデル |
ハイブリッド X | 7人乗り(リラックスキャプテンシート) | ハイブリッドモデルのベースグレード |
7人乗り (エグゼクティブパワーシート) | ||
ハイブリッド プレミアムシートパッケージ | 7人乗り (エグゼクティブパワーシート) |
初代と大きく進化したところ
上級グレードのエンジンがV6 3.5Lに 2.4LはCVT搭載
V6エンジンは先代の3.0Lから3.5Lに排気量が増え、最高出力も280PSと大幅に性能がアップしました。
2.4Lは先代の4ATからCVTへと刷新され、燃費とともに出力も向上し、先代では3.0Lに乗っていたユーザーもCVTの2.4Lでも十分だと感じるほどの性能を実現しました。
この2代目から2.4Lと3.5Lの販売比率は8:2と2.4Lの割合が大きくなりました。
安全装備が充実
1~3列目対応サイドカーテンエアバッグ及びS-VSCが全グレード標準装備となりました。当時としては画期的でした。
また乗員全員分のヘッドレストと3点式シートベルトも標準となり、安全性は飛躍的にアップしました。
7人乗りのシートのラインナップが充実
初代では、販売の中心が8人乗りだったのに対し、2代目からは7人乗りがメインとなるグレード構成となりました。
最上級のグレードにはエグゼクティブパワーシートが採用されました。
標準グレードには、リラックスキャプテンシートという約800㎜スライドするシートが採用されています。
前期型と後期型
前期型は2008年5月~2011年11月まで、後期型については2011年11月~2015年1月まで発売されていました。
2.4Lモデルでエグゼクティブパワーシートが選べる
現行アルファードでもS Cパッケージ(Z Gエディション)が人気ですが、20系の後期型からこのようなグレードが誕生しました。当然、中古車市場でもこのグレードが人気で高値を維持しています。しかし30系が登場し、後期型に突入した現在、少しずつ値を下げていているので、逆に今が狙い目かもしれません。
ハイブリッドは後期型から追加
トヨタといえばハイブリッド車のイメージが強いですが、アルファード/ヴェルファイアには、後期型からハイブリッド車が追加されました。
木目調の質感が変わった
大きな変化といえば、2代目のアル・ヴェルが出た当初から、木目調パネルの質感には賛否ありました。というのも、当時木目調パネルというのは光沢があり、木目の模様が鮮明なものが一般的でした。
アル・ヴェルではあえて艶消しパネルとすることで木目の本物感を追求し、質感向上を図ったわけです。しかしこれが不評で、自分で艶のある木目に交換する人がいたり、前期型の特別仕様車では艶あり木目調のタイプが販売されるなど、好みが分かれたようです。
色調も異なっており、前期型では茶木目調で後期型では黒木目調に変わっています。
価格がアップした(印象がある)
後期型になってハイブリッドが追加されてことと、より高級なグレードが追加されたことも相まって、価格が全体的に上昇した印象があります。
3代目アルファード/2代目ヴェルファイア(2015年~30系
前期型は2015年1月-2017年12月まで発売されたモデルとなります。
先代と比較し進化した部分
先進安全装備の充実
プリクラッシュセーフティシステムが採用され、先代モデルでは設定の無かった先進安全装備が充実しました。しかし、前期型は、オプション設定なので、中古車で買う場合は、オプションで装着されているか確認したうえで購入してください。
プリクラッシュセーフティシステム 見分け方
ステアリングの右側 マルチインフォメーションディスプレイの操作ボタンが付いていますが、プリクラ装着車は、その下にさらに2つのボタンが備わっています。
しかしながら、前期型とはいえ、中古車相場としては高値を維持しており、まだまだ買いやすいとは言えません。
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リアにダブルウィッシュボーン式サスペンション
先代モデルまでは、トーションビーム式のサスペンションが採用されていました。ダブルウィッシュボーン式は、サスペンションを支えるアームの数が多く、設計に自由度が増すため、狙った特性を実現しやすい形式です。
詳しくは、サスペンションの型式ごとの特性をご覧ください。
要は、先代モデルまでと比べてお金のかかっているサスペンションということなんですね。
こうしてみると、やはりトヨタのクルマは新しいほど魅力的になっていきますね。できることなら30系の後期型が欲しくなりますね。
中古で買うならどのモデル・グレードがよいか?
さて本題に入ります。
モデルは20系(2代目アルファード/初代ヴェルファイア)の前期型がおススメ。
10系は、サイドカーテンエアバッグやS-VSCといった今となっては標準装備となりつつある安全装備が装着されないからです。大きな車に大切な家族や友人を乗せることを考えると、10系はお勧めできません。なお、S-VSCと3点式シートベルトは法規の見直しにより、新車には装着義務があります。
かといって30系になると、前期型であっても250万円後半~とそれなりのおねだんがするので、なかなか手が出ないのではないかなぁと思います。
そこで20系がおススメとなるわけです。
3.5Lの方がお得かも…
実はアル・ヴェルは、新車価格でいうと、2.4Lと3.5Lの価格差は約50万ほどあるのですが、中古車になるとほぼ同価格で市場に出回ります。高年式になれば、逆転してしまいます。ですから5年落ちくらいの中古車であれば、3.5Lの方が20万円程安くなってしまいます。
年走行距離が1万キロほどであれば維持費のちがいも10万円弱で収まりますので、保有年数や走行距離にも異なりますが、3.5Lの方がお得といえますね。
アルファードorヴェルファイア?
好みで選んでください(笑)外観以外は全く同じですから。
強いていうなら、20系ではヴェルファイアの方が人気で中古車市場でも高値で取引されていたので、アルファードの方が割安に購入できるかもしれません。
おススメグレードは?
アルファードの350S又は350Sの特別仕様車となります。350Sであれば、7人乗り(リラックスキャプテンシート)か8人乗りが選べ、特別仕様車であれば7人乗り(リラックスキャプテンシート)となります。
エグゼクティブパワーシートも魅力ではありますが、シートそのものが重く、取り付けが悪いため、走行中、振動を体に伝えやすいようです。日常の使い勝手や座り心地などを勘案すると、リラックスキャプテンシートが良いのかなと思います。
前期型での特別仕様車は
350S”プライムセレクション”
2.4Lは「240S リミテッド」
という外観はエアロだけど内装はベージュという幻のグレード。350S プライムセレクションより装備は簡素。ちなみにヴェルファイアは2.4L、3.5Lともにプラチナムセレクション
“プライムセレクションII”(プラチナムセレクションⅡ)
“プライムセレクション II -タイプゴールド”(プラチナムセレクションⅡ タイプゴールド)
“プライムセレクションII -タイプゴールド II-“(プラチナムセレクションⅡ 対宇ぷゴールドⅡ)
中古車は、数多くの中から自分にピッタリのクルマを見つける必要があるので、大手の販売店がおススメです。
下取りに出してクルマを買い替えるか、車検を通して乗り続けるか、2年に一度、車検が来るたびに考える方も多いのではないでしょうか?
一体今の愛車はいくらで売れるのか、このまま乗り続ければどのタイミングで出の程度値下がりするか迄わかります。
1 しつこい電話がかかってこない
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2手放すタイミングがわかる
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2 みんなの査定額のと比較ができる
愛車とおなじ車種で、条件違いの査定額を知ることもできます。
3 アピールポイント査定
車のお気に入りのポイントや自分で装着したオプションなどアピールしたい点を積極的に評価してもらうことができます。
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